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夏大根でメタボ予防だ

 

冬場に旬を迎える大根ですが・・・

 

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大根の種類には大きく分けて冬に旬を迎える冬大根と、春に旬を迎える春大根、そして夏場に市場に出回る夏大根があります。

 

冬大根の特徴は胴回りが太く立派な外見。

みずみずしくて甘い物が多く、煮物やお漬物、鍋物等、何にでも合わせられます

 

これに対して夏大根は、細く弱々しい外見。

繊維質が多く、強烈な辛みもある為に煮物にもお漬物にも向きません

逆に強烈な風味と辛みを活かして、大根おろし等の「薬味」として使用する事が多いのです。

 

【大根の栄養素】

これはどの時期の大根にも共通する物ですが、ローカロリーで体の働きに欠かせない酵素が沢山含まれています。

特に消化酵素の一つでもある「ジアスターゼ」はでんぷんやグリコーゲンの分解を促進する胃腸薬等にも含まれている成分です。

食物繊維も豊富で、体の代謝を向上させる酵素との相乗効果により、便秘の解消やダイエット、メタボリック症候群の予防にも繋がります。

 

 

 

【 夏大根を上手に使おう】

 

季節は9月に入りましたが、市場に出回っているものは夏大根が殆どです。

一般的な大根は「青首大根」と呼ばれる物が主流で、特に緑色の部位が煮物等には適しています。

夏大根は煮物やお漬物には向きませんが、すりおろして大根おろしにすると使いやすいと思います。

また、塩とお酢、サラダオイルを上手に使い「なます」にしても良いかもしれませんね。

 

 

そこで、 今回はオススメの和え物を作りたいと思います。

 

【アボカドと豚ロースのみぞれ和え】

 

「 材料」2人前

夏大根:4/1(すりおろして、ザルにキッチンペーパーを敷いて軽く水洗いする)

アボカド:1個(熟成した物)

豚ロース:120g1枚(安いカナダ産がオススメ)

塩:適量

ブラックペパー:適量

ぽん酢:大さじ3杯(市販の物で良い)

味の素:小さじ一杯

胡麻油:大さじ一杯

 

「作り方」

 

➀豚ロースは塩とブラックペパーを振り、フライパンでこんがりと焼く。油は引かなくても良いが、フライパンにくっついてくるようなら少し入れて下さい。

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②アボカドを 半分にカットして皮を剥く。

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 ③焼き上がった豚ロースとアボカドをサイコロ状にカットして、ボウルに移し替える。

ぽん酢、胡麻油、味の素、大根おろしを半分入れて混ぜるf:id:makimikan:20160905071938j:plain

※アボカドは空気に触れると変色するので、先に和えておきますね。

 

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④お皿に盛り付けて、残りの大根おろしを軽く絞り上に乗せて完成。簡単に出来ます。

 

 

 

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こちらは「昆布〆鯛と夏大根のなます」

養殖の鯛ですが、実は愛媛県は養殖の鯛の生産量が日本一なんです。質が良く身質もプリプリしています、鯛も大根も〆方がポイント。

 

 

 

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 【かんぱちと大根のみぞれ仕立て】

焼いた「かんぱち」を大根おろしで伸ばしたお汁に入れた「椀物」

 かんぱちは塩を強めに振り、こんがりと焼きあげます。

柔らかく炊いた大根も入ってますが別に入れなくても良いです。大根おろしが入る為、味は若干濃い目が良いと思います。

 ちぎった梅干しを乗せてさっぱりとした味わいに・・・

 

 

 

・・・すみません、梅干し乗せ忘れました。

 

 

 

本当は冬場に旬を迎える美味しい大根。

 

出来ればいい時期に食べたいものですが、メタボ予防やダイエット促進にこうやって取り入れて、健康で美味しい食を心がけたいものですね。

 

 

 

Makimikanでした。