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【山葵(わさび)】日本原産の「本わさび」とヨーロッパ原産の「山わさび」

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お刺身やお寿司には必須の多年草植物「山葵(わさび)」

 

こんにちは makimikanです。

ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)

 

今日のテーマは「山葵(わさび)」

和食には必須の食材ですが、実はわさびって「日本原産」なんです。

わさびはあの鼻にツーンと抜けるような独特の辛み成分と、香りと味のアクセントに加えて、臭み消し、殺菌効果など色んな効果が期待できます。

 

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ーわさびの種類ー

 

「本わさび」

日本原産

わさびには清流や湧き水で栽培される「沢わさび」と、畑で栽培される「畑わさび」があります。

静岡県や長野県が生産地として有名処で、成分は異なりますが同じ種類。

まとめて「本わさび」とも呼ばれます。

主に根の部位を使用しますが、葉や茎ももちろん食べる事ができます。

 

生わさび小3本セット(合計約110g)

生わさび小3本セット(合計約110g)

 

「綺麗な緑色や味」を重視するなら、皮を剥いて食べる直前に粗いおろし金で卸します。包丁で細く刻んで赤身のお刺身と一緒に食べても美味しい。

「香り、辛み」を重視するなら皮は剥かずに、「おろし金」はサメ皮の目が細かいものを使います。

 

 

 

ホースラディッシュ

和名は「西洋わさび」

原産地はヨーロッパで主に西洋料理に使用されます。

別名で「山わさび」や「わさび大根」とも呼び、強烈な辛みと白っぽい色が特徴。

すり卸してみると、色はどちらかと言うと「大根」に近い感じ。

 

 

北海道産 えぞ山わさび 1kg

北海道産 えぞ山わさび 1kg

 

 ローストビーフでもお馴染みのホースラディッシュは北海道でも栽培されています。

 

強烈な辛みと 適度な酸味がある「ホースラディッシュソース」は使いやすくて便利。

 マヨネーズにも良く合います。

 

 

「粉わさび」

香りや味は値段によりピンキリですが、「ホースラディッシュ」を主体にしたものが多い。

粉わさびは味や香りは落ちますが、チューブわさびよりは断然美味しいし、その都度溶いて使えるので保存しやすい。

 

食彩北海道 山わさび 粉末 30g

食彩北海道 山わさび 粉末 30g

 

 

「チューブわさび」

緑の色は着色料によるもの。最近の「チューブわさび」は質が良いものが多いです。

S&B おろし生わさび 310g
 

 おろし生わさびと書いてありますが、実は原料は殆ど「ホースラディッシュ」です。

味や香りは もちろん「本わさび」とは違うし、薬のような匂いが少し気になりますが、安価で手間いらずなので重宝します。

 

 

 

ー本日の料理ー 

 

【甘とろ豚のテリヤキ ー山葵ソースー】

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甘とろ豚は地元の名産。柔らかく脂が甘く融点が低い逸品です。

ロース肉を少し薄めにスライスした後、塩コショウで下味を付けて、薄力粉を付けてソテーします。

 

「テリヤキわさびソース」

お酒:100㏄

みりん:150㏄

※煮切る(アルコールを飛ばす)

濃口醤油:80㏄

砂糖:20g

昆布茶:小さじ1杯

無塩バター5g

わさび:10g市販のチューブわさびで可。

 

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柔らかい味のわさびソース。

脂分が多い程ツーンとした辛み成分が中和されるので、辛いのが大好きな人は直接付けて食べる方がオススメですよ。