お刺身やお寿司には必須の多年草植物「山葵(わさび)」
こんにちは makimikanです。
ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)
今日のテーマは「山葵(わさび)」
和食には必須の食材ですが、実はわさびって「日本原産」なんです。
わさびはあの鼻にツーンと抜けるような独特の辛み成分と、香りと味のアクセントに加えて、臭み消し、殺菌効果など色んな効果が期待できます。
ーわさびの種類ー
「本わさび」
日本原産
わさびには清流や湧き水で栽培される「沢わさび」と、畑で栽培される「畑わさび」があります。
静岡県や長野県が生産地として有名処で、成分は異なりますが同じ種類。
まとめて「本わさび」とも呼ばれます。
主に根の部位を使用しますが、葉や茎ももちろん食べる事ができます。
「綺麗な緑色や味」を重視するなら、皮を剥いて食べる直前に粗いおろし金で卸します。包丁で細く刻んで赤身のお刺身と一緒に食べても美味しい。
「香り、辛み」を重視するなら皮は剥かずに、「おろし金」はサメ皮の目が細かいものを使います。
和名は「西洋わさび」
原産地はヨーロッパで主に西洋料理に使用されます。
別名で「山わさび」や「わさび大根」とも呼び、強烈な辛みと白っぽい色が特徴。
すり卸してみると、色はどちらかと言うと「大根」に近い感じ。
ローストビーフでもお馴染みのホースラディッシュは北海道でも栽培されています。
強烈な辛みと 適度な酸味がある「ホースラディッシュソース」は使いやすくて便利。
マヨネーズにも良く合います。
「粉わさび」
香りや味は値段によりピンキリですが、「ホースラディッシュ」を主体にしたものが多い。
粉わさびは味や香りは落ちますが、チューブわさびよりは断然美味しいし、その都度溶いて使えるので保存しやすい。
「チューブわさび」
緑の色は着色料によるもの。最近の「チューブわさび」は質が良いものが多いです。
おろし生わさびと書いてありますが、実は原料は殆ど「ホースラディッシュ」です。
味や香りは もちろん「本わさび」とは違うし、薬のような匂いが少し気になりますが、安価で手間いらずなので重宝します。
ー本日の料理ー
【甘とろ豚のテリヤキ ー山葵ソースー】
甘とろ豚は地元の名産。柔らかく脂が甘く融点が低い逸品です。
ロース肉を少し薄めにスライスした後、塩コショウで下味を付けて、薄力粉を付けてソテーします。
「テリヤキわさびソース」
お酒:100㏄
みりん:150㏄
※煮切る(アルコールを飛ばす)
濃口醤油:80㏄
砂糖:20g
昆布茶:小さじ1杯
無塩バター5g
わさび:10g市販のチューブわさびで可。
柔らかい味のわさびソース。
脂分が多い程ツーンとした辛み成分が中和されるので、辛いのが大好きな人は直接付けて食べる方がオススメですよ。