「美味しいお蕎麦」と「水」の切っても切れない関係
こんにちは Makimikanです。
ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)
今回のテーマは「お蕎麦」
お蕎麦で思い浮かぶのは東京の名店や長野県の信州そば、山形県の板そば等、有名処が沢山ありますが、今回は地元の「お蕎麦の名店」をご紹介したいと思います。
あらゆる料理の世界、分野には「重鎮」や「巨匠」と呼ばれる方がいます。
日本料理であれば京都「未在(みざい)」の石原仁司氏。
フランス料理であれば「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三氏
イタリア料理であれば「ラ・ベットラ」の落合務氏
お蕎麦の世界の「名人」と呼ばれる「翁達磨(おきなだるま)」高橋邦弘氏もその一人で、この道の第一人者。
以前に知人に連れられて高橋氏に初めてお会いした時は、人里離れた広島県の山奥で直営店をオープンされた頃でした。
今現在は閉店し、新たに「美味しい水」を求めて、大分県の杵築市で新規オープンの予定のようです。
こだわりは相当なもので、元々東京を中心に関東圏でお店を構えていましたが、「東京の水では旨い蕎麦が打てない」という理由だけで「蕎麦に合う水」を求めて全国を渡り歩くと同時に、多くのお弟子さんを育てられているようです。
ー蕎麦ー
【いよ翁(おきな)】
「蕎麦名人」高橋邦弘氏のお弟子さんが経営されている蕎麦屋「いよ翁」
お店は中心街からかなり離れた郊外にあり、まともに看板も出していないので初めて行く人は車とカーナビが必須。
来るのは相当久しぶり。ひっそりと「営業中」と書かれた看板があります。
約2年ぶりに来店しましたが、高橋氏自身も年に何度か訪れて、実際に蕎麦を打つ「蕎麦会」を開かれています。
入口ではコトコトと湧き水が・・・ お蕎麦にも使用しているのでしょうね。
メニューはこれだけ。
前菜、せいろ、デザート付きの「昼のおきまり」にしました。
前菜は「汲み上げ湯葉」「そばがきとネギ味噌を炙ったもの」「胡瓜のあちゃら和えっぽいもの」「出汁巻き」「ひじき」と、蕎麦屋らしいシンプルなものが並びます。
「色どり」のつもりなのか、何故か出汁巻きの上にトマトが乗ってましたが、これは何だかよく解らない・・・
それからトマトの煮込み・・・
メインのお蕎麦。
コシが強く口当たりは滑らか。東京で良く食べられる「更科(さらしな)」に近い感じです。
お出汁は鰹節と昆布の濃い目の味で美味しい。
粘り気も少しあるので大豆等も使用しているのかも知れません。
デザートの「杏仁豆腐」
杏仁(杏仁じゃなくてアーモンドエッセンスかな?)の風味を抑えて、とろとろの柔らかいミルク感を出したデザート。
・・・美味しい。杏仁豆腐が苦手な人もこれなら食べれそうです。
そば茶。
「水」には相当なこだわりを持つだけあって、お茶やそば湯はやっぱり旨いですね。
ご馳走様でした(*´▽`*)