チーズ好きにはたまらないモッツァレラチーズ
グラタン、パスタ、サラダにピッツァ等・・・
チーズが本当に好きな人は、その種類や使い方にも強い拘りがあるかと思います。
チーズと一括りに申しましても、フランス産やイタリア産、世界各国のチーズ。
日本のメーカーの合成チーズ(プロセスチーズやパウダーパルメザン)等様々ですが、今回はこの中でもイタリア料理には必須と思われる「モッツァレラ」をご紹介します。
【モッツァレラ】
イタリア南西部のカンパニア州が原産。水牛のミルクを使用した物が一般的でフレッシュチーズの代表格ですね。
くせが無く柔らかい味で、日本人にも食べやすい種類だと思います。
「モッツアレラを使用した代表的な料理」
【カプレーゼ】:イタリア南部カンパニア地方のサラダ、別名「カプリ島のサラダ」と言われ、イタリアンのアンティパスト(前菜)と言えばコレ、みたいな風潮はあります。
内容はトマトとチーズを交互に重ね合わせてオリーブオイルと粗びきのブラックペパーを振り、フレッシュバジルをあしらったシンプルな物。
お店によってはバルサミコ酢やワインビネガー等も使用しています。
誰でも簡単に作れるし、見た目もオシャレなので一度試してみては如何でしょうか?
ちなみにトマトの赤、チーズの白、バジルの緑でイタリアの国旗を表しているようです。
【トマトソースと相性が良い】
トマトソースを使用したパスタやピッツァ全般に、特に相性が良いです。
有名な所ではトマトソースとモッツァレラ、オリーブオイルとバジルを使用しただけのシンプルなナポリピッツァ「マルゲリータ」でしょうか?
私のオススメは茄子を使用したスパゲッティ
「茄子とモッツアレラのアラビアータ」
材料:2人前
パスタ(乾麺):180g(麺の長さや幅はなんでも良いが、セモリナ粉を使用した物をえらびましょう)オススメはバリラ製のロング№5
お湯:たっぷり5リットル以上
トマトソース:市販の物でOK(カゴメとか)
モッツアレラ:チェスコ(どこでも良い)の80gを1パック
茄子1本:茄子の種類は何でも良い
オリーブオイル:出来れば質の良いものを・・・
にんにく:20g 肉厚でみずみずしい物を選びましょう。
タカのつめ:2本
バジル:出来ればフレッシュバジル、手に入ら無ければパウダー状の物を。
塩:加減を見て加える
グラニュー糖:小さじ1杯
味の素:小さじ2杯(グルタミンの旨味は日本人向き)
ホワイトペパー:少々
「作り方」
➀:鍋に水を入れて火にかける
②:材料の下ごしらえ
*モッツァレラは1㎝角位のサイコロ状にカットする。
*茄子は大き目にカットして、皮目に包丁を入れて、薄めの塩水に漬けて置く。
*にんにくは皮を剥き、スライスしておく(あまり薄くスライスすると焦げるので気をつけましょう)
*タカのつめは中の種を取り除く。
*バジルは軽く水洗いして、水気をふき取る。
③:フライパンにオリーブオイルを適量入れて、水気をふき取った茄子を炒める。茄子は油を吸うので両面に焼目が付いたらOK。中まで火が入っていなくてもレンジに回せば良い。
④:➀が沸騰したら塩を入れて、パスタを茹でる。塩分濃度は約1%、時間はパスタの種類により異なりますが裏面に大体の目安は書かれています。フライパンでソースをからめる場合は「アルデンテ」の一歩手前位の方が、食感は良くなると思います。
④:「ソースを作る」乾いたフライパンにオリーブオイルを入れてニンニクのスライスに火を入れて行く。最初は中火、沸いたら弱火にしてニンニクの香りを引き出す。
ニンニクがきつね色に染まってきたら、いったん火からはずしタカのつめを加える。
トマトソースを加えて、さらに火にかける。塩以外の調味料と先程の茄子を加えて軽く煮込む(1分位)
⑤:パスタがゆで上がったら、専用のトング(無ければ普通のトングや菜箸でも良いです)で引き上げソースとからめる。
塩加減はパスタの茹で湯で調整。足りなければ塩を加える。
⑥:フライパンの火を止めて、最後にモッツァレラを混ぜる。
⑦:お皿に盛り付け、仕上げにフレッシュバジルを乗せて完成。
【注意点】
※ソースのタカのつめは一番上に盛り付けると、間違えて食べてしまう事が無いです。
※パスタの茹で湯を加える事で、味の調整とソースの濃度のバランスを整えます。
※オリーブオイルは50㎝以上↑から注ぐ「もこ〇ちスタイル」で入れる事で雰囲気が出ます。
モッツァレラは非常に使い勝手が良く、生ハムやアボカド、スモークサーモンと合わせて前菜に使用したり、和風のおつまみ系では板海苔で巻いた「揚げ出し」や半熟卵と一緒に「味噌漬け」にしても美味しく頂けます。
わざわざ買いに出かける必要も無く、ネットで簡単に手に入る物なので、是非試してみては如何でしょうか?
Makimikanでした。