覚えておきたい「お食い初め」の基礎知識
こんにちは Makimikanです。
ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)
今回のテーマは「お食い初め」
お食い初めとは子供が生まれてから生後100日目以降を境にして、成長を願う意味合いを含めてお祝いの膳を用意する事。
「一生食べ物に困らないように」と願う日本古来の儀式でもあります。
お宮参りをした後に、それぞれの家庭や飲食店でする事が一般的ですが、お店を使用する場合は早めに予約を取っておきましょう。
【お食い初めにおける「歯固めの儀」とは?】
「はがためのぎ」とは、まだ歯が生え揃っていない赤ちゃんの歯が「丈夫で健康になりますように」と願う事。
その為に「歯固めの石」を用意して、赤ちゃんの口元に近付ける(実際に少し含ませる)儀式をします。
用意をするに当たっては、神社で祈願した後、神主さんの了承を得て境内で拾った石を拝借したり、近くの川原で拾ってきたり、お店側が用意したりと様々です。
【歯固めの石は必要?】
ネットで検索してみると「歯固めの石」は必須であるかのように書いている人もいますが、地方や地域により風習は様々なので、そうとも言い切れません。
逆に衛生面ではあまり好ましい物でも無いので、どちらかと言えば「石」は避けた方が無難とも言えます。
※きちんと煮沸消毒等をして「安全」が確保できた「石」であればOKかな?
地方やお店によっては、石の替わりに「お餅(もち)」や「蛸(たこ)」等を使う習慣もあるので、そちらの方がよっぽどオススメです。
※「歯固めの餅」として紅白に加工したお餅を提供する料理店もある。
【器の種類はどんなもの?】
ご家庭で用意する場合に、お食い初め用の器はどんなものを揃えるべきか?
「漆塗り」等の高価な物もありますが、特に拘りがなければ何でも良いと思います。
ですが、料理の種類や大きさ等のバランスを考えて、お茶碗や小鉢、お椀等を揃えたいものです。
【献立例をご紹介】
基本は「一汁三菜」で、これに尾頭(おかしら)付きの「鯛の化粧焼き」等が加わります。
料理屋では「赤飯」「蛤(はまぐり)の潮汁」「紅白なます」「梅干し」「海老やお野菜の炊き合わせ」等を中心に、献立を組み合わせます。
予算さえかければ料理はいくらでも豪華にできますが、あくまで「儀式」として、ここら辺を抑えておけば大丈夫です。
用意された料理は、当然歯が生え揃っていない赤ちゃんは食べる事が出来ません。
ですが、あくまでお祝い事として、丈夫に育って欲しいという願いを込めた「歯固めの儀」として、用意された清めの石やお餅を口元に近付けます。
人によっては「お食い初めの料理は食べる物ではないから」と、料理に手を付けずに帰ってしまう方もいますが、もちろん食べてしまっても大丈夫です。
で、検索したら一通り出てきました。
ん? 神社で祈願済みの「歯固めの石」まで販売してるの( ゚Д゚)⁉ 本当に何でもあるんだなあ・・・Amazonさんは
てか、「神社で祈願済み」て・・・