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「これでもう失敗しない」誰でも簡単に作れる「茶碗蒸しの作り方」をご紹介します。

 

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これでもう失敗しないはず。多分・・・

 

 

こんにちは Makimikanです。

今回のテーマは「茶碗蒸しの基本の作り方」です。

 

これからは徐々に寒さが増して、温かいものが食べたくなる季節。

そんな時に何となく食べたくなるのが茶碗蒸しではないでしょうか?

 

作り方は非常に単純で「卵」と「だし」を混ぜて蒸すだけ。

 

ですが、上手く固まらなかったり、逆に硬すぎて玉子豆腐のようになったり・・・

スポンジ状の状態「スが入ると言う」になったり、完全に卵と「だし」が分離してしまったりなんて事もあるかと思います。

 

なので今回は基本のレシピと、簡単に作れる方法をご紹介致します。

 

 

 

【茶碗蒸しの基本的な作り方】

 基本的な分量は「だし4~6」に対して「卵1」これは卵の個数では無く、卵を割ってメジャーカップで測った場合です。

 

昔ながらの牛乳と全卵で作る「蒸しプリン」と同じく、当然「だし」の割合が多い程固まりにくく、逆に仕上がりは柔らかい口当たりに変化していきます。

 

玉子豆腐を作る場合は「だし2~3」に対して「卵1」そのまま直接蒸すと外側に「ス」が入り易いので、卵液をあらかじめ鍋で温めてから「型」に流し込みます。

 

 

 

【実際に作ってみる】

材料2~3人前

卵:Ⅿサイズ2個

だし:360㏄(昆布と鰹節の基本的なもの)

薄口醤油:20㏄

みりん:大さじ1杯(基本15㏄)

塩:小さじ1杯(基本5㏄)

 

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卵を準備します。普通にそこら辺で売っている卵ですが、家庭で茶碗蒸しを作る場合の「だし」の割合は「Sサイズが160㏄」「Mサイズが180㏄」「Lサイズが200㏄」で覚えておけば大丈夫です。

 

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ボウルに卵を割り入れて、切るようにホイッパーで混ぜていきます。

 

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 「だし」と「調味料」を加えて更に混ぜます。

「だし」は昆布と鰹節のオーソドックスなものですが、市販の粉末状のタイプや液体タイプでもOKです。

興味があれば「一番だし」をとってみても良いかもしれませんね。

塩だけをいれた「お吸い物」にしてみると違いが良くわかります。

 

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少し目の粗いザルで「卵液」を漉していきます。

本当はこの後1時間程寝かせておくと卵液が馴染んで良いのですが、先に進めますね。

 

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具材はえのき茸を少しと、三つ葉のみ。

 

鶏肉や海老、イカ等の魚介類を入れる場合は「霜降り」や下味を付けてから入れましょう。

水分の多い野菜(ほうれん草や白菜等)やキノコ(舞茸やひらたけ等)を使用する場合は、必ず「下処理」をしてから入れます。

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「蒸し器」よりも、直接「茹で蒸し」する方法がオススメ。

器にフタ、もしくはラップをして、水を器の半分が浸かる位まで入れます。

強火でお湯を沸かします。

 

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お湯が沸いたら、火を中火から弱火にしてアルミホイルでフタをします。

この方法だと7~8分もあれば出来上がります。

※強火は絶対に厳禁。茶碗蒸しに「ス」が入る原因になります。

 

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完成。お出汁をかたくり粉で溶いた「あん」をかけました。

出来ているかどうか分からない場合は、茶碗蒸しの端を串で刺して中心に向かって比重をかけると分かり易いです。

隙間に流れてくる「だし」が濁っていなければOKです。

 

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具材は(えのき茸と三つ葉)のみで非常にシンプルですが、十分存在感のある一品になるかと思います。

 

コツは火加減と「だし」と卵の割合。

これさえきちんと守れば、失敗する事はもう無いでしょう。

 

 

Makimikanでした。