「林檎 (りんご)」や「梨(なし)」よりも・・・
こんにちは Makimikanです。
ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)
今回のテーマは「柿」
私の実家の庭には甘柿の木が一本植えてありまして、毎年この時期には10~15個位の「柿の実」ができます。
とは言っても専門の栽培農家ではなく知識も無いので、基本は「野ざらし」
なので、収穫する時期があまりに早すぎると「かなり硬くて渋い柿」になり、逆に遅すぎると鳥等につつかれて腐ってしまうんですね。
【柿の種類にはどんなものがある?】
元々、柿は「タンニン(ジブオール)」という「渋い味の素となるもの」を多く含む果物で、「甘柿の木」は「渋柿の木」の突然変異から生まれたものを、食用に改良した事が起源と言われています。
一般的に甘柿の有名処は、東海地方で栽培される「次郎柿」や西日本側の「富有(ふゆう)柿」といった所でしょうか?
その他にも細長い形をした「筆柿」や種が全く無い品種もあります。
【柿の栄養分と効果】
風邪の予防に役立つ「ビタミンC」や「ビタミンA」を多く含む「甘柿」
品種での個体差はありますが、酸味を殆ど感じられない「甘柿」なのに、意外な事にビタミンCの含有率はイチゴやキウイ等と並ぶ「ビタミンCを多く含むフルーツ」の一つでもあります。
その他にも美肌効果のある「コラーゲン」や赤ワイン等のぶどうの成分「ポリフェノール」も多く含まれているので、特に女性にはおすすめです。
「柿が赤くなると医者が青くなる」なんて「ことわざ」もありますしね。
※あくまで「予防」なので風邪を引いたら直ぐに病院に行きましょう。
【柿を使用した料理】
柿というのは非常に面白いフルーツでして、普通にそのまま食べるだけではなく色んな料理やデザートに使用できます。
ですが、使い分けは必須。
固く歯応えがあり甘味が少ないものと、熟して甘味が強くなった物では使い分けが必要です。
日本料理ではそのまま「水菓子」として提供する他に、「和え物」「酢の物」等に特に多く用いられます。
代表的なものが「柿の白和え」と「柿なます」です。
「柿の白和え」
お店や地域により作り方や味付けが異なりますが、基本は「豆腐」と「胡麻」で和えたもの。
すり鉢で「白胡麻」を「あたり(すりこぎで胡麻を潰す作業)」、水きりした木綿豆腐を混ぜて「塩」「醤油」「砂糖」「味噌」等で味付けしたものが「白和えの素」になります。
味は個人により格差がありますが、美味しく作るコツは「ほうれん草」でも何でも「和える食材」に下味をしっかりと付ける事。
「柿」の場合も例外ではなく、皮を剥いて大き目の「千切り」にした後、塩で軽くもんで流水で洗い流した後「レモン水」に浸けます。
水気を良くふき取り、薄口醤油や白醤油等でしっかりと「下味」を付けてから和える事で、初めて「味のバランス」が取れます。
家庭で作る場合は市販の「あたり胡麻」や「すり胡麻」を使うと良いと思います。
クリーム状になった「あたり胡麻」
手作りの「胡麻ドレッシング」や「しゃぶしゃぶのタレ」等にも、幅広く使用できます。
胡麻の食感を残したいならこちらがオススメ。胡麻を使ったデザート「プリンやパンナコッタ等」にも手軽に使えて便利です。
牛乳や生クリームを火にかけて、沸いたら火を止めて混ぜるだけで作れる「パンナコッタパウダー」
グラニュー糖の甘味成分も初めから含まれているので、粉ゼラチンよりも使い勝手が良くオススメ。
「甘柿」をジューサーミキサーにかけて、レモン汁と生クリームでのばした「甘柿のパンナコッタ」等にしても良いかもしれません。
これは私の実家に生えている木から取ったもの。
父に「柿の種類は何?」って聞いたら「分からんな」と言われました。
種は無い品種のようです。
良く洗った後、皮を剥いて水に浸けます。
「甘柿のヨーグルトスムージー」(3~4人前)
柿:2個
牛乳:100㏄
ヨーグルト:100㏄
レモン汁:1個分
砂糖:柿の甘さによりお好みで(※入れなく手も良い)
氷:お好み(あまり多いとシャーベット状になり、ミキサーが回転しなくなるので注意!)
ミント:香りと飾りつけ(※別になくても良い)
「作り方」
➀柿は皮を剥いて、水に浸けておく。
②材料を合わせてジューサーミキサーでまぜる。
以上です。
冷たいスムージーはヨーグルトとレモンの酸味でさっぱりしてます。
「ジューサーミキサー最近使ってないなあ・・・」って方は、さっき搾ったレモンの皮と氷をジューサーミキサーに入れて「空回し」しておくと「殺菌効果と匂いけし」にも使えますよ。
何故か敬遠されがちですが、「柿」は美味しいフルーツなんです。
Makimikanでした。