畑の肉とも言われる「豆腐」は家計の味方。
こんにちは Makimikanです。
ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)
今回のテーマは豆腐。
豆腐は私たち日本人には昔から馴染みのある食品で、現在ではヨーロッパや東南アジアの国々でも「TOFOU」や「TOFU」として浸透しているようですね。
【豆腐の作り方】
生大豆を一晩水に浸けた物をミキサーで滑らかになるまで砕き、お鍋で軽く火入れをして、布で漉して搾り汁(豆乳)を作ります。(搾ったカスがおから、※卯の花とも言う)
この搾り汁(豆乳)がお豆腐の原料となるわけです。
後はこの「豆乳」に「にがり」(※凝固剤の一種。塩化マグネシウムとも言われるが、天然にがりは厳密に言えば色んな成分が含まれる為に異なるもの)を加えて固めます。
温度設定(約80度)に気を遣う必要があり、それ以下だと固まりにくく、それ以上だと豆腐に細かい穴(※スが入る)が出来てしまい、口当たりがぼそぼそとして滑らかになりません。
和食のお店では、大型のホテル等は専用の機械を置いている所もありますが、私がオススメする作り方は、蒸し器(出来れば電気型のスチーマー)です。
直接お鍋を火にかけて豆腐を作るのは、プロの料理人でも滑らかに仕上げるのは難しい。
その点蒸し器であれば、ある程度温度が均一に保てるために重宝します。
【 豆腐はお手頃価格】
簡易にお豆腐の作り方を述べましたが、もちろん手作りする必要はありません。
近所のスーパーに行けば所狭しと、地元の小売店や色んなメーカーさんのお豆腐が並んでいるかと思います。
グラムにもよりますが、大体1丁80円から高くても150円位で手に入る物で十分。
「ラ〇ー」だと40円位からありますね。
味については人それぞれ好みがありますが、お醤油を少し垂らして食べてみると味の違いが良く分かります。
【豆腐の栄養】
良質なタンパク質が豊富で、カロリーが少ないお豆腐。
精進料理には欠かせないのは、野菜だけでは補えない「食べごたえ」もあるからです。
木綿、絹ごし、寄せ豆腐(おぼろ豆腐とも言う)など、作る工程での栄養の度合いは変わりますが、食べごたえがあり、尚且つ健康面にも優れている万能食材と言えます。
【塩豆腐】
日本料理の世界では、豆腐や卵の黄身を「塩や醤油、お味噌」に漬けこんだ「常備菜」という物があります。
塩豆腐や味噌豆腐等は日持ちが良く、程々に水分が抜けている状態なので、形を保ったまま調理がしやすいのです。
卵の「黄身漬け」は加工した味噌、お醤油等に、温度卵や冷凍した卵の黄身を漬けた物。
保存性があり、色が綺麗に映えるために、秋頃になると果物の柿に見立てて(柿卵)前菜に使用したりします。
ググると「豆腐にお塩をして一晩置くと、まるでモッツアレラ(・∀・)」みたいな記事がありましたが、残念ながらモッツアレラチーズのようにはなりません。
食べ比べる必要も無いですが、お豆腐に塩をして一晩置くと「お豆腐に塩をして一晩置いた豆腐」になるだけです。
「塩豆腐」は非常に便利ですが、そこまで万能食材ではありません。
「豆腐を使用した料理」
「湯豆腐」:お豆腐がメインのお鍋。
冬場に食べたい一品ですが、作り方はお店や家庭により様々。あまり他の具材が多いと唯の「お鍋」になるので、豆腐以外は1種類か2種類位で良いと思います。
「白和え」:豆腐を裏ごして、他の調理食材と合わせたもの。
味付けは「胡麻、塩、醤油、砂糖」等を使います。 私の経験上ですが、関西地方より西側に行くにつれて、砂糖を使い甘く味付けしている印象です。
季節的には秋頃から春先まで、秋であれば「柿や菊」冬場は「ほうれん草」、春は「菜の花」等、旬の食材を使いますが、夏場は豆腐が傷みやすいのであまり適しません。
「飛竜頭」※ひりゅうず
いわゆる、おでん等に使用される「がんもどき」の事。
山芋の量を増やし、ふわふわに仕上げて、銀あん(お出汁を葛粉で溶いたもの)をかけたりもします。
「けんちん汁」
胡麻油で崩したお豆腐を炒めて、お出汁で伸ばしたもの。
豚肉やキノコを具材にする。
「白酢」
豆腐を水切りして、三杯酢と合わせたもの。
これに胡麻や砂糖で味付けして、白和えにしたものが「白酢和え」と言います。
塩豆腐はサラダやカルパッチョにしたり、焼いたり、天ぷらにしても美味しい。
豆腐を使ったお料理は他にもたくさんありますが、次回は家庭でも出来るオススメの豆腐料理をご紹介していきますね。
Makimikanでした>