「SURIMI]は日本生まれの世界に誇る食材
こんにちは Makimikanです。
いつもご来訪頂き有難うございます(*´▽`*)
今回のテーマは「蟹かま」
実はあんまりいいイメージを持っていなかったのが本音です。
もちろん本物の蟹とは味も風味も異なるのですが、最近の蟹かまはレベルが高いというか昔の物と比べて凄く進化していると思うんです。
【蟹かまぼこの起源】
はっきりとした事は分かっておらず、記録は曖昧でいろんな説があるようですが、1972年頃に日本で世界初のカニ風味かまぼこが誕生しました。
原料はスケトウダラ等の魚肉に、蟹の身やエキスを混ぜて着色した物が多く、味や食感は年々向上しています。
現在では日本食ブームが追い風となり、ヨーロッパを中心に世界中で使用されている模様。
ちなみにヨーロッパでは「SURIMI」として販売され、色んな料理に使用されているようです。
そこで、いまや世界中で愛される「SURIMI」を使ったお料理を幾つかご紹介いたします。
※今回使用した「カニカマ」近くのスーパーで買ってきました。サラダ用のようです。
個人的には「ス〇ヨ」の「かにちゃいまっせ」がオススメ。関西風のノリですが、味は美味しい。
ちなみに別メーカーで「かにちゃいまんねん」もある模様です。
【蟹カマと白菜のオイル漬け】
「材料3~4人前」
蟹カマ:50g
白菜:150g
塩:小さじ2杯
味の素:小さじ1杯
レモン汁:半分
サラダオイル:大さじ2杯
「作りかた」
➀鍋にお湯を沸かして置く。
白菜は白い茎の部位と葉に分けて、それぞれ色出しをする。白い部位は少し長めに(しんなりする程度)、葉の青い部位は短めに。
※色出しとは、食材が持つ色を鮮やかに引き出す事。熱湯に塩を入れて(塩分濃度1%)軽くボイルして直ぐに流水で粗熱を取り、後に冷水で完全に冷やす。
②白菜の水気を絞り、食べやすい大きさにカットしてボウルに移す。
③②を塩、味の素で味を馴染ませ、さらにサラダオイルを加える。
④蟹カマを手でほぐしながら加えて、菜箸で混ぜる。
⑤最後にレモン汁を加えて完成。
※出来れば前日に作り、一晩寝かせて味を馴染ませたい所。その場合はレモン(酢酸)が入ると色が飛んでしまうので、直前に加える。
完成。塩加減はあくまで目安なので、味見をしながら調整します。
こちらは、同じ手順でキャベツと和えたもの。 サラダオイルでは無くオリーブオイルを使用しています。
【蟹カマの中華風雑炊】
材料3人前
蟹かま:50g
お米:昨日の残った御飯(1合位)
卵:1個
三つ葉:適量
雑炊の出汁:出汁600㏄、酒50㏄、薄口50㏄、出汁は市販の粉末タイプを使用。
片栗粉:適量
胡麻油:大さじ1杯
「作り方」
➀出汁を沸かす
②余り御飯はレンジで温めて置く。
※雑炊を作る際、お米の粘り気を取る為に水洗いする場合もあります(仕上がりがサラサラになる)
③➀に②を入れて、ほぐした蟹かまと胡麻油を加える。
④沸騰したら水溶き片栗粉で伸ばし、最後に卵を加える。
完成。熱々なので火傷をしないように気を付けて下さい。
蟹かまは安価でちょっとしたオツマミにもなる優れもの。
もちろん本物の蟹も良いのですが、お手軽な蟹かま料理を色々試してみては如何でしょうか?
Makimikanでした。