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【だし巻き玉子】基本的なレシピと、美味しく作るコツなど

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和食の定番「だし巻き玉子」基本的なレシピをご紹介。

 

こんにちは Makimikanです。 ご訪問ありがとうございます(*´▽`*)

今回ご紹介するのは、卵料理では定番の「だし巻き玉子」

 

おだしの旨味がギュっと詰まった「だし巻き」は本当に美味しいもの.。

和食の「玉子焼き」の中では、一番オーソドックスな料理でもあります。

 

 

 

「材料」だし巻き1本分

全卵:4個

昆布と鰹節の基本のだし:130㏄

酒:煮切った(加熱してアルコールを飛ばした)もの10㏄

塩:「だし」に対して1%(1.3g、小さじに少し)

薄口醤油:10㏄(小さじ2杯)

 

または

 

➀全卵:4個

②水:140㏄ 塩:「水」に対して1% 薄口醬油:10㏄ ほんだし:10 味の素:5g

 ※②は一度加熱しておく。

 

・・・などで

他にはお好みで砂糖を少し加えたり、甘めの味が好みなら、市販の「そばつゆ」を水で割ったもの「140㏄~150㏄」でもOKです(焦げやすくなるので注意)

 

 

【作り方】

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卵は常温に近い状態に戻しておきます。

 

何個使用しても構わないのですが、「だし」の割合は1個に付き25㏄~どんなに多くても40㏄位まで。 

「だし」の割合が多くなれば、ジューシーに柔らかくなりますが、その分非常に焼き辛くなるので注意が必要です。

 

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先に卵を溶いてから、「だし」を合わせる。

 

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箸で切るように混ぜます。 

白身を泡立てように作る「オムレツ」とは逆に、混ぜすぎないのがポイント。

なるべく空気を含ませないようにしましょう。

 

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油をフライパンに馴染ませておきます。

 

 本来は専用の「玉子焼き用」で焼きますが、我が家には専用のフライパンが無いので、一般家庭にある普通のフライパンで焼いてみます。

 

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卵液を流すと空気が入り、気泡が膨らむので、お箸で潰しながら焼きます。

火加減は慣れない内は中火で、慣れてきたら強火で一気に焼き上げる。

 

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卵が固まる前に3~4回に分けて奥から巻いていきます。

玉子焼きと違い、「だし」が入っている分、生地が非常に柔らかいので注意が必要。

お箸ではなく、フライパンで返す気持ちで巻くと上手く行きます。

 

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 焼き上がりは「巻きす」で形を作りますが、力を入れすぎると「おだし」が流れてしまいます。

 ふんわりと柔らかく巻くと良いでしょう。

 

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 染めおろし(大根おろしを醤油で染めたもの)を添えて完成です。

 

 ↓オススメ

 濃厚なコクと甘味・さらに低コレステロール!【村の採れたて地養卵】

 

ちなみに日本料理の「玉子焼き」の主な種類には・・・

 

【出汁巻き玉子】:昆布とかつおだしを主体にした「お出汁」と、合わせた卵液を巻いたもの。 風味高く、ジューシーで柔らかい味わい。

他には細く丸く巻いた「細巻き」、鰻(うなぎ)を巻いた「う巻き」などがある。

 

【厚焼き玉子】:「だし」は加えずに玉子本来の味を楽しむもの。 

調理がしやすく、シンプルで少し甘めの味付けが多い。

卵だけだと保存性は意外と高く、春の行楽弁当の一品にも向いています。

 

【薄焼き玉子】:砂糖、塩、少量の水溶き片栗粉を加えて、薄く伸ばして焼いたもの。 

酢飯を巻き、三つ葉で留める「茶巾(ちゃきん)寿し」や、ちらし寿司等に使う「錦糸(きんし)玉子」は、薄焼き玉子を刻んで使用します。

 

【カステラ玉子】:卵白を泡立て、山芋や白身魚のすり身、お酒等を加えて、蒸し焼きにしたもの。 他には南瓜や人参、ほうれん草を裏ごしたものを混ぜて、前菜や八寸の一品として使用する。

鮨屋の職人が専用のフライパンで作る「玉(ぎょく)」や「厚焼き」がこれに近いですね。

 

【袱紗(ふくさ)玉子】:炒めた魚介や野菜を加えて焼いたもの。 

卵は最初に味を整え、鍋に入れて木べらでかき混ぜながら、半熟状態(スクランブルエッグ状)にしたものを「つなぎ」にして、オーブンやスチコンなどで焼き上げます。

 

【伊達巻き】:これは、おせち料理の定番ですね。 

海老のすり身、酒、山芋を混ぜ、少し厚めに焼いたものを「巻きす」でクルクルと巻いて形を作る。

 

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「だし巻き玉子」は難しく思われがちですが、少し練習すれば誰でも簡単に巻く事ができます。

是非チャレンジしてみて下さいね(・∀・)!!