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【野菜の飾り切り】胡瓜(きゅうり)編

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 胡瓜を使った【飾り切り】を幾つかご紹介します。

 

こんにちは Makimikanです。 ご来訪ありがとうございます(*´▽`*)

今回は【胡瓜の飾り切り】

 

お漬物やサラダ、酢の物等に使ういつもの胡瓜も、ちょっとした工夫で料理が華やかになる。 中でも基本的な飾り切りを幾つかご紹介します。

 

 

ー蛇腹胡瓜(じゃばらきゅうり)ー

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これは多分知ってる方も多いのではないでしょうか? 味を馴染ませ、歯ざわり良くする為に包丁を表裏交互に入れる切り方。 

主に「酢の物や和え物」等に使います。

 

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 まずは水洗いをして、胡瓜の基本的な下処理から・・・

 

胡瓜には先端(細くしぼんだ側)と、へた(太く色が濃い側)がありますが、へた側は苦味が強いので、包丁で少し大き目にカットしてしまいます。

逆に先端は勿体ないのでギリギリにカット。

 

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「アク抜き」特にする必要はありませんが、一応アク抜きの手段として、へた側の皮をクルッと剥いたりもします。

しばらくすると、へた側にアクが浮いてくる。

 

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「板ずり」塩で良く揉んで、棘(トゲ)やイボをこするように落とします。

後は熱湯にくぐらせる事を「色出し」

冷水に落とし、胡瓜の綺麗な緑色を出す事を「色止め」呼びます。

 

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色出しした胡瓜は、包丁を右側から斜めに入れていきます。 

そのまま切ってしまうのではなく、包丁の根元は少し浮かすようにしながら。 

 

 

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 反対側も同様に。

 慣れない間は、根元に割りばし等を置くやり方もありますが、包丁が傷むのであまりオススメはできません。

 

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それよりも人差し指を刃から少し出して、まな板に当てながら切るようにすると、調整が効いてやりやすい。

 

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後はたて塩につけて、胡瓜をしんなりさせます。

「たて塩」というのは塩を溶かした塩水の事。 塩分濃度は3%弱で、海水よりもやや薄めの塩水。

 

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 使用する場合は、軽く水洗いをして、ギュッと絞ってから。

 

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酢の物では魚介類の脇役に回る事が多い「蛇腹胡瓜」ですが、色んな料理に使用できます。

 

 

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カットした胡瓜を、白胡麻、胡麻油、酢、薄口醤油 七味唐辛子で和える。 

胡瓜には塩分が適度に染みているので、お酢で調整しながら味見を・・・

 

【蛇腹胡瓜の胡麻酢和え】

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花カツオをまぶして完成です(*´▽`*)

 

 

ー胡瓜のわさび台➀ー

お造りの盛り合わせなどに使う、胡瓜を使ったわさび台。 

意外と簡単に出来るので、試してみては如何でしょうか?

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へたを落とした胡瓜は、先端側から斜めに包丁を入れます。

これを4方向に同じように繰り返す。

 

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同じ作業を、もう一度繰り返して、手でひねるようにして胡瓜を離します。

 

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こういった形ができる筈。

 

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後は同じ事を繰り返すと、同じものができます。

 

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わさびに限らず、色んな薬味入れとしても使えます。

 

 

ーわさび台②ー

わさび台に限らず、飾り付けや、ちょっとオシャレなサラダにも活用できる剥き方。

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左手で胡瓜を回しながら、斜めに包丁でクルリと剥きます。1回転半位剥いたらOK

 

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後はこれの繰り返し。

 

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冷水に浸けておくと、中心に向かって胡瓜がキュッと締るはず。

 

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色んな使い方ができます。

 

 

 

ーより胡瓜ー

これもお造りやサラダ、酢の物に使う剥き方。

 

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5㎝幅位にカットした胡瓜は、皮を薄く剥きます。

 

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そのまま包丁で桂剥きにして、縦方向の繊維を斜めに包丁を入れます。

 

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ちなみに包丁ではなく、ピーラーを使う場合は、胡瓜の先端から繊維に沿って、斜めに剥くとやりやすい。

 

貝印 SELECT 100 T型ピーラー DH-3000

貝印 SELECT 100 T型ピーラー DH-3000

 

 私が今使っているのは100円ショップのピーラーですが、ちょっと高くて良いものは、切れ味もやっぱり良い。

 

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後は冷水に落として

 

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竹串や菜箸にクルクル巻き付け、もう一度冷水に浸けます。

 

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完成。

 

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これは胡瓜で作る基本の形ですが、人参、大根、独活(うど)等、繊維質の多い野菜であれば何でもできます。

 

次回はおせち料理に使う【野菜の飾り切り】を、幾つかご紹介しますね(*´▽`*)