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炊き込みご飯の魅力「栗ごはん」と「松茸御飯」

 

美味しい炊き込みご飯の魅力とは?

 

 炊き込みご飯って本当に美味しいですよね。 結構簡単に作れて、それだけで満足できる一品でもあります。

 

更に、季節によって具材を変えるだけで、バラエティに富んだ味が楽しめるのも炊き込みご飯の魅力。

余った翌日も、お茶漬けにしたり、焼おにぎりにしたりと活用できます。

 

そこで今回は炊き込みご飯の炊き方手順、レシピをそれぞれ解説して行きたいと思います。

 

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まずは、栗ごはん

栗の選び方は、粒が大きく皮にツヤが有るもの。栗は虫喰いの可能性もあるので外傷が無いものを選びましょう。出来れば一晩水に浸けて置くと良いです。

栗を剥いた事がある方は分かると思いますが、かなりの労力を要する仕事。 

小売店では初めから剥いてある剥き栗等も置いてあるので、そちらを使用しても問題ないかと思います。

 

【栗ごはんのレシピ】

「材料」3人前

栗:お好みで(500g位)

米1.5合(お米を砥いで30分浸水させザルに打ち上げておく)

もち米:無洗米0.5合

水:320㏄

酒:20㏄

塩:大さじ1杯(塩分調整は炊きあがりでも可能です)

乾燥昆布:適量(5㎝角位)1枚(無ければ味の素小さじ2杯)

 

「作り方」

➀栗は皮を剥き、渋皮もきれいに取る。お鍋に水を入れて沸かし、塩をひとつまみ入れて栗を硬めに茹でます。

②茹で上がった栗をザルに打ち上げて、材料と一緒に炊き込めば完成です。

 

※注:「ご飯は上手く炊けているのに栗が硬くて食べられなかった」という事は無いでしょうか?

生の栗と水分をふくんだお米では火の入り方が違います。 また、生の栗が入る事で微妙に水加減も変わるので、一度栗を茹でてしまう調理法をオススメします。

 

 

そして、松茸ご飯

 

「松茸御飯のレシピ」

 

松茸の選び方は肉厚で笠が閉じている物を選ぶのが無難です。 見た目も良いですし・・・ 

ですが、笠が開いている物の方が味は落ちますが香りが強いので一概には言えません。

 

夏場の需要が少ない時期には外国産の松茸の単価が低いので、この時期に多めに購入して置き、小分けして冷凍保存しておくと良いでしょう。色んな料理に使えます。

 

以前にも書きましたが、家庭で作る松茸御飯であれば「カナダ産」や「北米産」で十分だと思います。

 

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この松茸は以前に我が家で冷凍保存した物。韓国産です。

 

「材料」3人前

松茸:お好みで(50g位は欲しい所)

お米:2合(砥いだ後30分以上浸水、ザルに打ち上げた物)

松山揚げ1枚

お出汁:320㏄(または水にカツオ出汁粉末20g、味の素10g)

薄口醤油:20㏄

酒:20㏄

 

 

 簡単、便利。

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「作り方」

➀松茸は「石づき」の部分をこそげ取り、水で濡らしたペーパータオルで汚れをふき取る。

②食べやすい大きさにカット(手で裂いても良い)する。 松山揚げも同様。

③後は、材料を合わせて軽く混ぜて炊飯ジャーで炊くだけ。

 

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 完成。今年2度目の松茸です。

 

他の具材を加えると松茸の味や香りがぼやけてしまうので、入れても1種類位がいいでしょうか。今回は松山揚げを加えました。

 

※和食や居酒屋等の飲食店では「松茸エキス」を使用しているお店も沢山あります。 

「永〇園」の松茸のお吸い物等にも入ってます。

確かに松茸の香りっぽいものがするのですが、もしも使用するのであれば、ほんの少しだけ加えたので十分だと思います。

 

 

 

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  日本料理界の重鎮「〇〇〇〇〇」先生に教えて頂いた松茸御飯。

 

松茸を別鍋で調理した後に、その「出汁」でご飯を炊き、香ばしい食感を出す為にご飯に「ぶぶあられ」を混ぜています。

お醤油は千葉県の二段仕込み醤油「大高醤油」を使用し、濃い目の色とは対象的に淡く繊細な味。

 先生いわく、松茸の食感を残すように「別炊き」の手法を取られたようです。

本当に 美味しかった(・∀・)

 

 

【炊き込みご飯の魅力】

 

 炊き込みご飯は具材の選択が自由に出来る。

 

 それだけで食卓を彩る一品料理になる

 

 難しくない、誰にでも簡単に作れる。

 

 色とりどりの食材を詰め込んだ五目御飯等も、季節によって食材の内容を変えるだけで、また違った味わいが楽しめる。

 

 

炊き込みご飯の魅力はそんな所にあるかなと思います。

 

 

 

Makimikanでした。