地鶏よりもブロイラー派です
美味しいものって本当に千差万別。人それぞれに好みがありまよね。
友達が「あそこ美味しいよっ」て言うから、「評判だよっ」て言うから、そのレストランに行ってみたら、そうでも無かったみたいな。
昔、取引先の方が「地鶏が美味しい店があるから行きませんか?」って、連れてってもらったお店が「日向地鶏専門店」
大量の炭に豪快に火を付けて、火柱でワザと真っ黒に焼く焼き鳥
あれ本当にキライ。
ワケがワカラナイヨ(日向地鶏は大好きです♬)
ちなみにラーメンであれば、私は「天〇一品」が大好きなのですが、それを言うと周りの反応は酷いものです。・・・なんでだろう?
「鶏肉は地鶏よりもブロイラーが好き」
・・・これはね、何となく解って頂けるのではないでしょうか?・・・多分。
こんな発言を「美味〇んぼ」ですると、最後の巻まで干されそうですが・・・
地鶏と言っても全国各地でそれぞれ味は違います。
日向地鶏や土佐ジロー、比内地鶏。名古屋コーチンとか、私が住む愛媛にも「奥伊予地鶏」がいます(宣伝も兼ねてます)
地鶏の良い所って何でしょうか?
噛みしめる程にあふれてくる旨味
炭で焼いた時の皮の香ばしい香り
適度な歯応え(・・・硬くて食えないよ!みたいな物もある)
まあ、理屈抜きに美味しい訳ですよね。
ですが、ブロイラーにはブロイラーの良さがあります。
まず、柔らかくて食べやすい
それからコスパが良い
子供が大好き!唐揚げとか(私も好き)
後、近所でどこでも売ってる
ほんと、どこにでも売ってる
と、言うわけでブロイラーを使用したおすすめ料理をご紹介します。
【鶏もも肉の生姜焼き】
「材料」:2人前
国産鶏肉:約80g×2枚
生姜:30g(すりおろして使用)
酒:80㏄
濃口醤油:80㏄
煮切りみりん:80㏄
砂糖:大さじ2杯
水:50㏄
味の素:小さじ2杯
塩コショウ:(鶏ももの下味をつける為)
片栗粉:適量
「作り方」
➀:鶏もも肉はスジや骨を取り除き、包丁で開いて均一な厚さにする。塩コショウを両面に軽く振り、下味を付けて片栗粉を全体にまぶす
②:生姜と味の素以外の調味料を合わせる
③:フライパンに胡麻油を少しなじませ、鶏肉を焼く。皮がパリッとなるようにじっくりと焼き上げる
④:鶏肉に火が入ったら、フライパンから一度外して、②を入れて煮詰めていく
⑤:④に生姜と味の素を加えて、生姜タレを鶏肉にからめる
⑥:まな板で切り分けてお皿に盛り付ける。青ネギを乗せて完成
生姜が効いた、 日本酒が進む一品です
【若鳥と舞茸のクリームパスタ】
「材料 」2人前
パスタ:乾麺180g 出来れば幅広のフェットゥチーネがオススメ
鶏もも肉:80g
玉ねぎ:4/1
舞茸:Mパック4/1
にんにく:1欠片
オリーブオイル:適量
生クリーム:120㏄
パルミジャーノ:大さじ2杯
白ワイン:大さじ2杯
無塩バター:5g
ブラックペパー:適量
パセリ:市販の粉パセリで良い
味の素:小さじ2杯
塩コショウ:市販のもの
「作り方」
➀下ごしらえ
:鶏肉は食べやすい大きさにカットする
:玉ねぎはスライス、舞茸も食べやすい大きさにカットする
:にんにくはみじん切り
②フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、鶏肉を炒める。鶏肉にある程度火が入ったら玉ねぎと舞茸を入れて塩コショウを振る。
③ある程度炒めたら、白ワインを入れてアルコールを飛ばし、蓋をして全体を馴染ませる
⑤パスタを茹でる(塩分濃度約1%)
⑥ソースを作る。フライパンに生クリームとバターを入れ、パスタの茹で湯を少しずつ入れて伸ばす(混ぜる)
⑦茹で上がったパスタをフライパンに移して、手早くかき混ぜる
⑧極、弱火でパスタを混ぜながらパルミジャーノと味の素を入れる。
⑨お皿に盛り付けて、ブラックペパーとパセリを振って完成
鶏肉とクリームソースは相性が良いんです。白ワインがオススメ
【かしわ南蛮そば】
材料:2人前
そば:乾麺120g
鶏もも肉:60g
白ねぎ:2/1本
松山あげ:2/1枚
そばだし:作ります
七味:少々
「作り方」
➀:おそばを茹でる
鍋にお湯を沸かして、そばを入れる。茹で時間の目安はパッケージ通りに
②:おそばの茹で湯で、鶏肉を「霜降り」しておく
③:そばだしをつくる
鍋に水480㏄、酒40㏄、薄口醤油40㏄、みりん大さじ1杯を入れて火にかける
沸騰したら、火を弱めてカツオ出汁の素10g、味の素5g、お酢小さじ1杯を加える
※温かいおそばの出汁の基本は「出汁12:酒1:醤油1」後はお好みで醤油を濃口に変えたり(関東風)砂糖やみりんで甘さを調整。お酢が少し入るとお醤油のカドが取れて、味がまろやかになります。時間があれば昆布とかつお節で「一番出汁」をとることがオススメです。
③:「そばだし」に②の鶏肉とネギ、松山揚げを入れて中火で煮込む(2分程)
④:茹で上がったおそばはザルに打ち上げて、流水で揉みこむように洗う。この時に茹で湯は残して置く。
④:茹で湯におそばを入れて、器にも茹で湯を注ぎ温める。ザルで茹で湯をよく切り器に入れる
⑤そばだしを入れて完成
鶏肉の旨味がお出汁に良く出ています。七味がいります。
ブロイラーはコスパが良く、美味しい。特にムネ肉なんかは家計の味方ですよね。
地鶏が美味しい事は認めますが、こんな風にブロイラー派の方も案外多いのでは無いでしょうか?
Makimikanでした。