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美味しいお米が食べたい

 

毎日美味しいお米、食べていますか?

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日本人の主食。お米は、やっぱり美味しい物を選びたいですよね。

 

私たちの食生活において欠かせない白いご飯。

 

パン食やお米は食べないという方もいるとは思いますが、やはり毎日の食卓に登場するのはお米ではないでしょうか?

お米の種類や、採れた地方、炊き加減、調理法などにより味わいは様々。さらに個人の好みで水加減も変わります。

お米の硬さは代々受け継がれるというか、育った環境で硬かったり、柔らかかったりとあると思います。

私の父の好みは芯が残る位の硬いお米でしたので、実家を離れて生活していた時にたまに帰省すると、そのお米のあまりの硬さにビックリしました。子供の時には毎日これを食べていたはずなのに・・・

 

 

さて、今回は私がオススメするお米の扱い方を紹介したいと思います。

まずは、お米の種類ですが生産量が多い代表的な物です。

 

【お米の種類】

 

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あきたこまち東北地方に限れば2番目の作付面積を持ち、秋田県を中心に東北、関東、中四国、九州地方まで広く分布します。特徴はもちもちとした粘りと甘味。

 

コシヒカリ:日本各地で栽培され、生産量、作付面積、知名度で言えばこの品種が一番なのではないでしょうか?特に新潟県の魚沼産、同じく佐渡産、山形県との県境にあたる岩船産等が有名です。特徴として「味、粘り、香り、ツヤ、甘味」のバランスが取れています。

 

ななつぼし主に北海道で生産されるお米。生産量も北海道では1位で全国にも普及しています。粘りとコシがあり香りも良いものが多い印象です。

 

ひとめぼれ宮城県で開発されたと言われ、ここ数年、流通量、消費量ともにコシヒカリに迫る勢いではないでしょうか?素敵なネーミングですよね。

 

ヒノヒカリ:西日本を中心に全国での作付面積は第3位。コシヒカリに近い品種で何よりコストパフォーマンスが良いので、家計に役立つお米です。

 

この辺が代表的な所で、さらに別の品種、採れる地方、地域、ブランド等で細かく分類されます。

1990年代の後半位までは「ササニシキ」がコシヒカリと勢力を争っていたように思いますが、最近はあまり見かけませんね。・・・一体どこに消えたのでしょうか? 

新潟産コシヒカリ専門店“いなほんぽ”さん

 オススメ

 

 

「まずはお米の保存方法から」

 

直射日光などの高温、湿気の多い場所を避けて常温で保存します。米びつ等は不衛生になりやすいし、場所も取られるので何合かずつに分けて保存袋に入れて置くと良いと思います。特に梅雨時は虫が湧くので気を付けましょう。

 

 

「お米の砥ぎ方、洗い方」

 

工程は2通りに分けていきます。最近は無洗米などもありますが、基本的なお米の砥ぎ方として

➀ザルにお米を移す

②大き目のボウル(炊飯ジャーの釜)に水をたっぷり溜め、その中でお米を振り洗いして、すぐに水を捨てる。「※ここの過程は米洗い」

③次に少量の水を入れて、手の平を使いこすり合わせるように全体を砥ぎます。水を替えて、くりかえし3~4回。「※ここの過程は米とぎ」

④最後に水をたっぷり使い、水が濁らなくなるまで何度も水を替えます。「※米洗い」

ザルに打ち上げて水を切ります。

しばらく置いて水気が切れたら、お米と同量の水を入れて30分浸します。

 

後は炊き方を選んで炊飯ジャーのスイッチオン。

 

※この時に気を付けて欲しいのが、基本適にお米と水の割合は同量なのですが、お米が水分を含んでしまうと水加減が変わるという事。

 

炊飯ジャーの目盛りと微妙に変化するので加減して見てください。

 

ガス釜などで炊く機会があれば、ふっくらとツヤのある美味しいご飯が出来上がると思います。

 

電気釜と違い、ガスで短時間で炊きあがる為、お米に水分をしっかりと浸透させておかないと、芯が残ります。

 

お米を水に漬ける時間でも水加減は微妙に変わってきますが、1時間以上浸透させても、それ以降はそれほど変化はありません。

 

ガスが使える家庭であれば土鍋を使用してもいいし、普通のお鍋で炊く事も可能です。

 

「水の浸透時間」「炊く時間と火加減」「蒸らし方」この3工程さえ守れば美味しいご飯は炊けます。

 

【普通の鍋で炊く場合】

 

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➀この場合はお米の量などでも微妙に水加減は変わりますが、火にかけて水が沸騰するまで待ちます。

 

②沸いたら中火にしてフタをします。フタがなければアルミホイルをかぶせてもいいでしょう。

 

③量により時間は異なりますが10分~15分位炊くと水分が無くなります。

 

④水分が無くなったら火を止めて「蒸らし」に入ります。これも量により異なりますが10分~15分程。

 

※なるべく底が厚い鍋だと失敗も少ないかと思います。お焦げが美味しいので底に付けたいところですが、初めから焦がしてしまうと失敗しやすくなるので、蒸らした後に底を焦がしてやると上手くいきますよ。

 

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~まとめ~

 

如何でしたでしょうか?

美味しいお米の品種を選ぶ事も重要ですが、炊き方にもこだわりたいもの。

 

電気釜意外でご飯を炊く事など余り無いとは思いますが、仕上がりはかなり違うはずなので、とってもオススメです。

 

美味しいご飯の炊き方として塩を少し入れて見たり、モチ米を混ぜてみたり、昆布を入れてみたり、中には備長炭を入れて炊く?等、人により様々ですが、まずは基本通り炊いてみてから、後はお好みで色々試してみると良いかと思います。

  

Makimikanでした。